レンゴーの利根川事業所ではこのほど、バイオマス焼却設備が完成した。
利根川事業所は、製紙・加工・紙器の3工場からなる、同社の基幹事業所。年間約32万tの板紙と、加工紙やマルチパックを中心とした紙器を生産している。既設焼却炉の老朽化に伴い、かねてより製紙スラッジなどの工場廃棄物を利用したバイオマス焼却設備の建設を進めていた。これにより、燃料コスト削減とCO2排出量削減を両立させる。CO2の削減量は年間約6,000t-CO2となる見込み。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 2/27号」より