中越パルプ工業川内工場はこのほど、「低炭素杯2012」で審査員特別賞を受賞した。
「低炭素杯」は、低炭素な社会づくりのために活動する学校・有志・NPO・企業が、一堂に会してその活動を発表する環境イベント。「地球温暖化防止全国ネット」が中心となって開催している。去る2月18日~19日に東京ビッグサイトで開催された「低炭素杯2012」の決勝戦では、全国からエントリーされた団体のうち、審査を経て選ばれた41団体がプレゼンテーションを行った。川内工場は鹿児島県の代表として、放置された竹を紙の原料に有効活用している取り組みを発表、審査員特別賞の最優秀プレゼンテーション賞を受賞した。
なお本誌2月20日号25頁で、竹を主原料とする紙を使った同社のカレンダー「日本の彩 2012年 匿名の意匠 Coloring of Japan」がドイツ国際カレンダー展の「特別賞」を受賞したと伝えたが、これは事務局の手違いで、実際にはよりランクの高い「銅賞」だったことが判明した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 3/19号」より