日本製紙は3月17日、熊本県宇城市に所有する豊野社有林を活用し、八代工場の見学を織り込んだ自然環境教室「第5回 豊野 森と紙のなかよし学校」を開催した。
「森と紙のなかよし学校」は、日本製紙の社有林(全国約9万ha)を活用して行われている子ども向けの自然環境教室。熊本県の豊野社有林では2007年から毎年3月に開催しているが、昨年は東日本大震災により中止したため、今年は2年ぶり5回目の開催となる。
今回は、八代市内の小学校から公募で集まった小学生以上の子どもたちとその保護者35人が参加。グループ社員18人による運営のもと、豊野社有林でウォーキングを楽しみながら桜の木を植樹する「森を歩こう!」「木を植えよう!」のほか、八代工場で製造したパルプを使ってオリジナルはがきを作る「手漉きで紙を作ろう!」、大型抄紙機による製造現場を見学する「製紙工場を見学しよう!」の四つのプログラムを実施した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 3/26号」より