海外産業植林センターは来る6月8日、東京・銀座の紙パルプ会館3階会議室で、昨年度に実施した調査研究活動の報告会「JOPPセミナー」を開催、3名の専門家による報告を行う。また気候変動問題の分野で著名な松尾直樹氏の講演もある。
　報告内容と報告者は次の通り。
①林野庁CDM植林総合推進対策事業…中国広西壮族自治区北西部の劣化した土地における再植林事業事例調査/同センター専務理事・田辺芳克氏
②産業植林適地発掘調査…マレーシアにおける植林適地調査/調査団長・安藤正博氏
③海外植林地におけるCO2吸収・蓄積量評価認証システムの構築/三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員・前田滋氏
④講演…最貧国の森林減少を食い止めるために/クライメート・エキスパーツ代表取締役・松尾直樹氏
　参加費無料、定員70人。申し込みはFAXまたはEメールで同センターまで。担当は島津幸江氏。電話・FAXとも03－3546－3690。Eメールinfo@jopp.or.jp

株式会社　紙業タイムス社　「Ｆｕｔｕｒｅ5/14号」より