ザ・パックは2012年12月期の第1四半期決算(12年1~3月)を発表した(連結。単位:100万円。カッコ内は対前年同期比)。
〔第1四半期業績〕
売上高 18,359 (+4.2%)
営業益 825 (▲12.3%)
経常益 870 (▲9.9%)
当期益 524 (+9.2%)
〔通期業績予想〕
売上高 85,000 (+3.0%)
営業益 5,550 (+5.4%)
経常益 5,700 (+5.0%)
当期益 3,200 (+19.4%)
全売上高の6割弱を占める紙加工品事業では、主力の紙袋は全体的に順調に推移して売上げが増加、紙器も食品業界その他の新規開拓や深耕の成果が実を結んで増収、段ボールも新規市場開拓の成果が上がり売上げは伸びた。このため同事業の売上高は前年同期比+5.3%の106億7,500万円となったが、東京工場稼働に伴う減価償却費の増加などにより、営業利益は同▲31.4%の4億1,700万円となった。
全売上高の2割強を占める化成品事業は、売上高が同+5.4%の38億6,700万円、営業利益が同+10.2%の2億8,200万円だった。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/21号」より