全日本紙製品工業組合(黒田章裕理事長)は5月17日、東京文具販売健康保険組合会議室で、2012年度(第48回)通常総会を開催。第1~5号議案すべてを全出席者の賛成をもって可決した。総会後は、講師に招かれた読売新聞東京本社・論説委員の内田明憲氏が「野田政権の課題と今後の政局」と題して講演。タイムリーなテーマに、皆が聴き入っていた。
総会は片岸茂常任理事の司会で進行。組合員76名中、本人出席32名、委任状44名で総会の成立を確認した。このあと黒田理事長が議長に選出され、1号議案=11年度事業報告、2号議案=11年度事業収支決算報告ならびに剰余金処分案、3号議案=12年度事業計画案、4号議案=12年度事業経費収支予算案、5号議案=借入金の最高限度額決定を審議し可決した。
同組合では昨年、創立50周年事業の準備委員会を立ち上げたが、14年度には組合員企業の海外進出をサポートするため、アジア圏への視察研修事業も計画。創立50周年事業を新時代への転換点と位置づけている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/28号」より