また、王子製紙グループと日本環境教育フォーラムは今夏、王子製紙グループの工場・社有林などを活用した、子ども向け自然体験型環境教育プログラム「王子の森・自然学校」を、北海道・静岡県・広島県・宮崎県の4ヵ所で開校する。
　王子製紙グループでは、国内の社有林を活用し、2004年から「王子の森・自然学校」を開校している（11年は休校）。いずれも2泊3日で実施され、製紙工場見学、植林や間伐、紙すき体験など、森林の育成や活用に関連したプログラムのほか、その森の特徴を活かした自然観察・ハイキング・ツリークライミング・川遊び・スノーケリング・キャンプなどが盛り込まれている。今年の開催概要は次の通り。
＜各校共通要項＞
〔対象〕小学4年生～中学3年生
〔定員〕各20名（抽選）
〔参加費〕無料（ただし、傷害保険料1人1,000円と集合解散地への交通費は自己負担）
〔応募方法〕web（http://www.jeef.or.jp/oji/）を参照
〔申込締切〕6月30日
＜各校の概要＞（①日程　②社有林　③宿泊所　④現地プログラム運営　⑤プログラムの特徴）
【北海道校】①7月24～26日　②苫小牧山林　③王子製紙支笏湖山荘　④当別エコロジカルコミュニティー　⑤森の恵み・楽しみ・学び、ツリークライミング、カミネッコン作りと植樹体験
【広島校】①8月19～21日　②石ケ谷峡山林　③ろうきん森の学校テント泊　④ひろしま自然学校　⑤森林環境学習と木をテーマにした生活体験と森遊び、渓流での沢遊び
【富士校】　①8月21～23日　②朝霧山林　③ホールアース自然学校コテージ　④ホールアース自然学校　⑤“食べる”に辿りつくまでのプロセスを体験、間伐材でクラフト作り
【宮崎校】①8月22～24日　②夫婦浦山林　③日南市営酒谷キャンプ場コテージ　④くすの木自然館　⑤川の源流探し探検と間伐体験、森が育てた海でのスノーケリング

株式会社　紙業タイムス社　「Future６/２５号」より