王子製紙硬式野球部（春日井市）が、7月13日から東京ドームで開催される「第83回都市対抗野球本大会」に東海地区第二代表として、6年連続12回目の出場を決めた。
　王子製紙はトーナメント進出順位決定リーグ戦で、第1戦の三菱重工名古屋戦に3－2で勝利、第2戦の東海REX戦も6－0と完封勝ち。第3戦のHonda鈴鹿戦は2－3と惜敗したが、2位グループ中の1位チームとして第2代表決定トーナメント戦に臨み、トヨタ自動車に2-1と勝利して本大会出場を決めた。なお、この東海地区予選では、2008年の本大会で優秀選手賞を受賞した奥村孝一投手が、優秀選手賞を受賞している。
　一方、日本製紙石巻硬式野球部（石巻市）は、東北大会決勝トーナメントで、第1戦の対七十七銀行に1－0で勝利し、第一代表決定戦に進んだが、TDKに延長11回の接戦の末2－3で惜敗。第二代表決定戦では再び七十七銀行と対戦したが1－4で敗れ、残念ながら2年ぶり2回目の本戦出場は果たせなかった。なお、同チームの伊東亮大内野手が新人賞に選ばれた。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Ｆｕｔｕｒｅ7/9号」より