印刷博物館（東京都文京区）は11月11日まで、館内P&Pギャラリーで企画展「これも印刷?!－ふしぎな特殊印刷の世界」を開催している。キラキラ、ピカピカといった視覚に訴える印刷、デコボコ、ザラザラ、ツルツル、フサフサといった触角に訴える印刷、また嗅覚を刺激する印刷など、あまり知られていない特殊印刷と呼ばれる印刷の素材や工程を展示・紹介する。
　展示構成は、通常のオフセット印刷で用いられるインキのほか、箔押し、厚盛印刷、発泡印刷、フロッキー印刷、示温印刷、フリクション印刷、香料印刷など、特殊印刷による印刷物の“素”。
　P&Pギャラリーの同展は入場無料（本展示場は有料）、開館時間は10～18時、毎週月曜日休館日（月曜が祝日の場合は翌火曜が休館日）。問い合わせは同博物館学芸企画室まで（電03－5840－2300　http://www.printing-museum.org/）。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future9／24号」より