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紙の業界ニュース

2012/10/31

=輸入通関統計=2013年から「感熱紙」のHSコードが新設に

紙類輸入通関で、従来「加工紙」→「その他の加工紙」の中に含まれていた「感熱紙」が、来年1月分から新たな統計品目として独立することになった。かねて日本紙類輸入組合などの業界が経産省を通じて要請していたもので、10月4日付の財務省告示第三百十六号として公表された。
 輸出通関では以前から、感熱紙に独立したHS分類品目番号(4811.90-100)が設けられている。今度、輸入感熱紙に割り当てられるのも同じHS番号で、これにより感熱紙の輸出入を同条件で比較できるようになる。
 財務省の告示では該当品目の表記が次のように改正された。

4811.90-その他の紙、板紙、セルロースウォッディング及びセルロース繊維のウェブ
     100--感熱紙
     900--その他のもの
 感熱紙の貿易は11年の通関ベースで、輸出が数量8,410t(前年比▲23.8%)/金額21億2,800万円(同▲29.7%)/平均kg単価253.0円(同▲21.5円)。これに対し輸入は、感熱紙のみを抽出できないが「その他の加工紙」合計で1万3,795t(+42.8%)/34億5,800万円(+17.6%)/250.7円(▲53.6円)となっている。「その他の加工紙」のうち感熱紙はかなりのウェイトを占めると推定されるので、輸出と輸入では対照的な実績を示したと言えそうだ。
 この「その他の加工紙」輸入は、11年の月平均が1,150tと4桁の大
台に乗り、今年1~8月の月平均でも1,174tと増勢をキープしている。韓国の上質紙メーカーが感熱紙原紙への抄物転換を図る動きもあり、今後の動向が注目される。
 そうした中で輸入感熱紙のHSコード新設は、時宜を得た措置と言えるだろう。紙類輸入組合では「今後も統計の的確化を推進していく」としている。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/5号」より
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