王子グループの王子グリーンリソースは、北海道白糠郡白糠町で太陽光発電事業を開始する。
王子グループは、グループ資源を活用した資源環境ビジネスの拡大を目指しており、その中でも発電事業は大きな柱の一つ。先般発表した富士地区のバイオマスボイラーによる発電事業(本誌10月2日号既報)に続き、今回は全国的にも日射量に恵まれた白糠町で、王子グループ所有地に太陽光発電所を設置し、電力事業の強化を図る。王子グループは、「今後も太陽光・バイオマス燃料・水力・地熱・風力などの再生可能エネルギーを活用した発電事業をさらに拡大する」としている。
<発電事業の概要>
〔所在地〕北海道白糠郡白糠町西庶路
〔発電規模〕1.3MW
〔投資額〕約4億円
〔売電量見込〕1.4GWh/年
〔稼働時期〕2013年8月(予定)
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/19号」より