日本テトラパックは、東日本大震災で被災した宮城県石巻市雄勝町の神楽を取り巻く人々を描いたドキュメンタリー映画「雄勝~法印神楽の復興(おがつ~ほういんかぐらのふっこう)」に特別協賛した。
同社は、日本ユネスコ協会連盟を通じて被災地の支援を続けており、これまで、学校への図書寄贈、移動図書館寄贈、ユネスコ子どもキャンプへの協賛、こども絵画コンテスト協賛、奨学金支援、伝統芸能の復興支援などを行ってきた。
「雄勝法印神楽」は、宮城県石巻市の旧雄勝町に根付いた伝統芸能。国の重要無形民族文化財にも指定されており、日本ユネスコ協会連盟には地元から復興を望む声が多数寄せられている。日本テトラパックは、コミュニティ再生の一助としてこれに応えるため、昨年は神楽面を復刻・寄贈、今回の協賛はそれに続くもの。
同社が特別協賛するドキュメンタリー映画は、日本ユネスコ協会連盟が製作し、手塚治虫氏を父に持つ手塚眞氏が監督を務めた作品。雄勝法印神楽を通じて復興に取り組む雄勝町の人々の力強い姿が描かれている。11月10日には東京・渋谷の「渋谷ヒカリエ」で上映会が開催された。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/3号」より