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紙の業界ニュース

2013/01/24

=レンゴー=インドネシアで4ヵ所目の段ボール工場開設

 

インドネシアで事業展開する、レンゴーグループのスリヤ・レンゴー・コンテナーズ社(以下、SRC)は1月1日、4ヵ所目となる段ボール工場「カラワン工場」を開設した。敷地面積5万3,800㎡、建屋面積2万9,700㎡で、段ボールシート・ケースの年間生産能力は6万t。インドネシア国内最大級の段ボール工場となる。
 世界第4位の人口を抱え、成長著しい新興国として経済発展を続けるインドネシア。2012年のGDP成長率は6.0%と予想され、今後も旺盛な段ボール需要が見込まれている。SRCは、インドネシア大手のサリム・グループ傘下であるインドフードとの合弁会社で、レンゴーの出資比率は40%。日系、欧米系、地元大手企業向けに段ボールを提供している。
 カラワン工場は、日本を含めた外資系企業の進出が盛んなジャカルタ市東部近郊に位置するカラワン工業団地内にある。同工場の稼働により、ジャカルタ地区でのSRCの段ボール供給体制はさらに強化され、またSRC全体の生産能力も既存のジャカルタ、スラバヤ、スマランの3工場と合わせ年産19万2,000tに拡大する。
 レンゴーは、海外事業をコア事業と位置づけ、東南アジア、中国でパッケージング事業を強化してきた。中でもインドネシアは、92年の進出以来、レンゴーにとってASEAN の重要な戦略拠点。東南アジアにおけるレンゴーの段ボール製造拠点は、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナムへと広がっており、同社では、「段ボール事業のさらなる充実とともに、同地域の経済発展と軌を一にした持続的な発展を目指す」と述べている。
 
経営理念を改定
 レンゴーは、社会情勢の変化を踏まえて経営理念を改定した。新しい経営理念には、海外事業の拡大を念頭に置いた文言などが盛り込まれた。
<新・経営理念>
①活力ある事業活動を通じて、お客様の満足と信頼を獲得し、繁栄と夢を実現すること。
②高い倫理観を持ち法令遵守を徹底し、常に誠実に行動すること。
③積極的かつ正確な情報開示を通じ、広く社会とのコミュニケーションに努めること。
④働く者一人一人の価値を尊重し、安全で働きやすい環境づくりに努め、ゆとりと豊かさを実現すること。
⑤地球環境の保全に主体的に取り組むこと。
⑥良き企業市民として社会に貢献すること。
⑦グローバル化に対応し、各国・地域の法令を遵守するとともに、文化や慣習にも配慮した事業活動を通じて、当該国・地域の経済社会の発展に貢献すること。
 
自社株350万株を取得
 またレンゴーは、自己株式350万株を14億2,823万9,000円で取得した。取得期間は12年12月1~31日。
 レンゴーは11月の取締役会で、自己保有株を除く発行済株式総数の3.88%に相当する1,000万株、買付総額40億円を上限とする自社株取得を決議しており、今回の買付はその第2弾。これまでに買い付けた株式の累計は、今回の分を含めて850万株、買付総額は33億9,478万3,000円。3月末までに取得を完了する予定。
 

株式会社 紙業タイムス社 「Future1/28号」より

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