中越パルプ工業のオリジナルカレンダー「日本の彩 2013年 日本の型紙・草木染」(企画・制作:高岡一弥氏、印刷:丸山印刷)が、第64回全国カレンダー展で、第1 部門(一般企業カレンダー)の「金賞」と、その上位賞に当たる「文部科学大臣賞」をダブル受賞した。
カレンダーの絵柄は、優れた絵師、道具師、型彫師、染師の手による型紙・草木染を採用。型紙・草木染は、自然の中で育まれた微妙な変化を伴う、いわば“日本の心の色”。草花の意匠をダイナミックに切り取り、クローズアップすることで生まれる日本独特の美しさを、カレンダー「日本の彩」で再現した。また、例年同様、ユーザーが絵柄を楽しめるよう、各月を切り取りめくる機能を活かして制作された。使用原紙は、国産竹を10%配合した同社の『竹紙スマッシュ』。
なお同社の「日本の彩」シリーズは、2008年から6年連続でカレンダー展で表彰されている。過去には内閣総理大臣賞も受賞しており、またドイツ国際カレンダー展でも銅賞を受賞するなど、内外で非常に高い評価を得ている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/4号」より