三菱製紙はこのほど、日本政策投資銀行(=DBJ)からDBJ環境格付の最高ランクを取得、「DBJ環境格付」に基づく融資を受けた。
DBJ環境格付は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)によって企業の環境経営度を評点化し、得点に応じて融資条件を設定するという、世界で初めての融資メニュー。高い評価を受けると金利の優遇がある。三菱製紙は次の3点が評価された。
①製品のライフサイクルを通じた環境負荷評価により環境配慮製品の特性を明確化し、販売拡大を推進している点
②FSC森林認証に積極的に取り組み、全ての紙生産拠点でのCoC認証取得や社有林でのFM認証の取得推進など、森林資源の持続可能な利用に貢献している点
③「FSC森林認証の森」サポーター制度やエコシステムアカデミーによる「Mori-smile」プロジェクトを通じ、ステークホルダーと協働しながら生態系保全活動を実施している点
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/15号」より