レンゴーの連結子会社、大和紙器はこのほど、瀬戸内工場の建設に着手した。場所は瀬戸内市の宮下工業団地内(岡山県瀬戸内市長船町土師1696番外) 。敷地面積3万9,248㎡、延床面積2万3,556㎡。開業は2014年5月の予定。写真は完成予想図。
大和紙器では昨年8月、岡山工場のコルゲータが火災で焼失。また、かねてより懸案としていた姫路工場との統合を見すえ、新工場の建設を検討していた。瀬戸内工場の建設に当たっては、4月末に瀬戸内市との間で立地協定を締結、すでに7月3日に地鎮祭も執り行っている。新工場は、太陽光発電やLED照明など、環境にも配慮した工場となる。レンゴーは、「これにより、今まで以上にユーザーニーズへの迅速な対応と品質向上を図り、グループの段ボール事業を強化する」と述べている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/22号」より