日本紙パルプ商事は、連結子会社のコアレックスグループを通じ、静岡県富士市で家庭紙工場の再開発に着手する。
コアレックスグループは、北海道、神奈川県、静岡県、山梨県、ベトナムに製造拠点を持ち、古紙を原料とした再生家庭紙を生産している。静岡と山梨には複数の生産拠点があるが、既存の生産拠点を集約して保管・配送コストを削減するため、グループ会社が所有する工場跡地の再開発を行う。併せて、エネルギー効率の高い最新鋭設備を導入して製品品質の向上を図り、生産の効率化、環境負荷の低減も目指す。これに伴い、静岡県および山梨県内の既存生産拠点は順次閉鎖する予定。
<事業の概要>
〔事業名〕信栄製紙 富士川工場(仮称)
〔事業地〕静岡県富士市中之郷
〔敷地面積〕約40,000㎡
〔投資額〕約100億円(土地除く)
〔事業内容〕再生トイレットペーパー・ティッシュの製造
〔竣工予定〕2015年3月
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/29号」より