日本製紙は板紙事業本部を再編し、10月1日付で「段原紙営業本部」と「白板・産業用紙営業本部」を新設する。同社は、第4次中期経営計画における事業構造転換の一環として、パッケージ・紙加工分野の拡大に取り組んでいる。
東京・王子の土地を売却
また日本製紙は、現在日本製紙物流の本社がある東京・北区王子の土地(4万3,146.34㎡)および建物を、166億円で売却する。9月30日付で売却先に引き渡す。これに伴い発生する売却益約150億円は、2015年3月期に計上する予定。日本製紙物流本社は埼玉県草加市に移転する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/16号」より