日本パレット協会(山〓純大会長)は今年も、11月12日を「アジアのパレットの日」と定めたポスターを作成し、協会会員企業や取引先企業に配布。経済連携が一段と強まる東アジア圏における物流体制の効率化に向け、パレットの一層の利用推進を呼びかけている。
パレットは、生活必需品をはじめとする物資の輸送や保管に不可欠なツールとして利用されているが、同協会ではその重要性に対する認知度はまだまだ低いと見て、啓蒙用ポスターを作成している。昨年は日本も加盟するアジアパレットシステム連盟(APSF)が英語版ポスターを製作して、加盟団体に利用を呼びかけた。
同協会ではこのPR活動と併せて、①国内および東アジア諸国への積極的なパレットの利用 ②関係団体および関係官庁との緊密な連携 ③パレットの新たな市場開拓と、効率的で環境負荷の小さいパレット輸送(一貫パレチゼーション)の推進支援などを通じ、パレット普及に役立てていくとしている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/4号」より