=小津産業=1Qは増収増益
小津産業は2014年5月期第1四半期決算(13年6~8月)を発表した。数値は連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率。
〔第1四半期〕
売上高 10,120 (+11.3%)
営業益 133 (+48.8%)
経常益 135 (+57.3%)
当期益 68 (+153.8%)
〔通期予想〕
売上高 39,000 (+10.4%)
営業益 350 (+29.7%)
経常益 380 (△13.9%)
当期益 220 (+3.0%)
当1Qから、ディプロと小津(上海)貿易有限公司の業績が反映されている。家庭紙・日用雑貨事業については、当1Q から「得意先別採算管理システム」を導入、仕入割引の捉え方の見直しをした。主な事業の状況は以下の通り。
○不織布事業…エレクトロニクス分野全体として稼働は低調で内外ともに伸び悩んだものの、中国でのコスメティック分野の伸長、小津(上海)とディプロの業績を連結範囲に含めたことなどから、大幅に増収増益となった。
○家庭紙・日用雑貨事業…春先の需給逼迫などによりティシュの店頭価格に下げ止まりが見られたが、消費者の根強い低価格志向により、家庭紙価格の上値は重い。新規エリア開拓などにより増収となったものの、利益面は前年同期比△47.8%の大幅減益。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/18号」より