関東製紙原料直納商工組合(=関東商組)は10月23日の理事会で、「古紙持ち去り事案」として実施してきたC社への経過観察を終了することを決めた。
関東商組では今年3月、持ち去り古紙を受入れているという情報に基づきC社にヒアリングしたところ、その事実に間違いないと判明したことから、自主的な再発防止策の策定・実施を求め、半年間の経過観察を実施してきた。
その間、問題は生じておらず、またC社の地元、多摩支部からも「特段問題になる行為はなかった」との報告があったことから、経過観察の終了を決めたもの。併せて、停止していたC社の適格事業所認定の更新手続きを開始する。
なお関東商組では、「引き続きC社に対して古紙持ち去り行為の防止に努めるよう求めていく」としている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/25号」より