北越紀州製紙は12月27日、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)により、自己保有株を除く発行済株式総数の7.78%に相当する自社株1,512万1,000株を取得した。取得総額は75億6,050万円。取得の目的は、「経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするため」。
なお今回の自社株式取得に際して、筆頭株主の三菱商事が保有株式の一部を売却した結果、同社の北越紀州株式保有比率は25.5%から19.5%に低下、「その他の関係会社」には該当しなくなった。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/27号」より