日本製紙は釧路市と、釧路アイスアリーナ（釧路市鳥取大通り3－6－33－）のネーミングライツ（施設命名権）契約で基本合意した。釧路アイスアリーナの愛称は「日本製紙アイスアリーナ」となる。期間は9月1日から2016年3月31日まで。

　日本製紙は新釧路川の河口に、新聞用紙を生産する基幹工場として、釧路工場を擁している。1920年に操業を開始した歴史ある工場で、2004年からは売電事業もスタート、また12年からはクラフト紙や衣料素材レーヨンの原料となる溶解パルプも生産している。釧路に根差す企業としてさまざまな地域活動に力を注いでおり、中でもアイスホッケーチーム「日本製紙クレインズ」は、釧路アイスアリーナを本拠地として“氷都”釧路を盛り上げている。13～14年シーズンでは、アジアリーグ優勝と「第81回全日本アイスホッケー選手権」での優勝の2冠を達成した。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future9/29号」より