富士ゼロックスとセブン－イレブン・ジャパンは、全国のセブン－イレブンの店舗に設置している富士ゼロックス製マルチコピー機の、利用時における消費電力量と用紙使用量をCO2排出量に換算してカーボン・オフセットを行う取組みを、12月8日から1年間の予定で開始した。コンビニに設置してあるマルチコピー機のカーボン・オフセットは、業界初の取組み。

　具体的には、全国のセブン－イレブン店舗、約1万7,000店で導入しているマルチコピー機を、一般消費者がコピー、文書プリント、デジカメプリントなどで利用した際の消費電力量と用紙使用量をCO2排出量に換算し、オフセットする。これまでの利用実績にもとづく試算では、マルチコピー機利用時（1回）にかかる排出量は、スギの木4本分の1日のCO2吸収量に相当。1年間の取組みで約2.2万t（スギの木152万本の1年間のCO2吸収量に相当）のCO2排出量がオフセットされることになる。なお、消費者の費用負担はない。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future1/5号」より