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紙の業界ニュース

2015/02/23

決 算

=紙パの第3四半期=
 紙パ関連企業の第3四半期(2014年4~12月)決算を紹介する。以下、数値は連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率。
●王子ホールディングス
〔第3四半期〕
 売上高 984,242 (+0.3%)
 営業益 32,020 (△29.8%)
 経常益 34,552 (△33.2%)
 当期益 18,330 (△27.1%)
〔通期予想〕
 売上高 1,340,000 (+0.6%)
 営業益 50,000 (△19.4%)
 経常益 50,000 (△28.9%)
 当期益 22,000 (△34.9%)
○生活産業資材…売上高は前年同期比+1.9%。段ボール原紙は消費税率引上げに伴う前倒し需要の反動減や夏場の天候不順で国内販売が減少したが、輸出増により全体では若干増加。段ボールは食品向けが堅調だったが、やはり反動減があり販売量は若干減少。家庭紙はティシュが減少したが、トイレットペーパーは若干増加。海外事業は東南アジアで段ボール原紙・段ボールが堅調。
○機能材…売上高は前年同期比△1.2%。特殊紙は一部事業から撤退した影響もあり前年割れ。輸出は電気用フィルムなどの拡販で増加。感熱紙の国内販売は堅調だった。
○資源環境ビジネス…売上高は前年同期比△0.5%。1Qから主に輸出向けにレーヨン用途パルプの販売を開始しており、パルプ売上高が前年同期を上回った。木材販売は需要低迷で減少。
○印刷情報メディア…売上高は前年同期比△2.3%。新聞用紙は部数減により、印刷・情報用紙は需要減により、ともに減少。
 なお、通期予想は実績、需要、市況などを総合的に判断し、営業利益を昨年10月公表の前回予想から下方修正した(580億円→500億円)。売上高、経常益、当期益は変更なし。
●日本製紙
〔第3四半期〕
 売上高 787,607 (△1.8%)
 営業益 19,261 (+7.5%)
 経常益 19,886 (+6.1%)
 当期益 27,496 (+83.4%)
〔通期予想〕
 売上高 1,070,000 (△1.0%)
 営業益 30,000 (+5.1%)
 経常益 25,000 (△11.3%)
 当期益 26,000 (+14.2%)
○紙・パルプ事業…洋紙は、円安を背景に輸出が増加したものの、国内はチラシ向けなどの需要が低迷し、印刷用紙を中心に前年同期を下回った。板紙は段ボール原紙が堅調に推移。家庭紙は、トイレットペーパーなどが前年同期を上回った。全体では売上高が前年同期比△0.6%、営業利益は同+33.9%の減収増益。
○紙関連事業…ケミカル事業は溶解パルプや化成品、液晶用途向け機能材料などが前年同期を上回ったが、液体用紙容器は、夏場の天候不順や牛乳消費の低迷などにより前年割れ。全体では、売上高が前年同期比△0.9%、営業利益が同△16.2%の減収減益。
○木材・建材・土木建設関連事業…新設住宅着工戸数の低迷が長期化したことなどにより、売上高が前年同期比△15.5%、営業利益が同△35.1%の減収減益。
 なお、通期予想は2014年11月公表分から変更なし。
●レンゴー
〔第3四半期〕
 売上高 397,787 (+0.8%)
 営業益 6,497 (△56.6%)
 経常益 7,569 (△53.4%)
 当期益 4,145 (△60.4%)
〔通期予想〕
 売上高 530,000 (+1.3%)
 営業益 10,000 (△29.7%)
 経常益 10,000 (△34.9%)
 当期益 10,000 (+170.1%)
○板紙・紙加工関連事業…原燃料価格の上昇や段ボール製品価格の低下により、売上高は前年同期比△2.7%、営業利益は同△64.2 %の大幅減益。
○軟包装関連事業…製品価格の改定が寄与し、売上高は前年同期比+2.8%、営業利益は同+43.7 %の大幅増益。
○重包装関連事業…前3Qから連結子会社が増加したため売上高は前年同期比+35.0%の増収となったが、営業利益は原燃料価格の上昇などにより△29.6%の減益だった。
○海外関連事業…1Qから連結子会社が増加したため売上高は+9.3%の増収となったが、営業損益は約5.5億円の損失計上。前3Qから中国の製紙会社2社を連結範囲から除外している。
 通期予想は、不確定要素が多いため2014年10月公表の予想から変更していない。
●日本紙パルプ商事
〔第3四半期〕
 売上高 389,645 (△1.5%)
 営業益 5,178 (△12.9%)
 経常益 5,166 (△15.7%)
 当期益 2,641 (△13.0%)
〔通期予想〕
 売上高 550,000 (+1.5%)
 営業益 7,200 (△8.2%)
 経常益 7,000 (△10.2%)
 当期益 3,600 (+269.6%)
○国内卸売事業…消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減により、売上高は前年同期比△5.7%、経常利益は同△17.0%の減収減益。
○在外卸売事業…売上高は、中国で減少したものの米国で新たに加わった事業会社や外貨換算の影響により、前年同期比+8.5%。しかし経常利益は中国での事業見直しなどにより同△22.7%。
○製紙および加工等事業…家庭紙が収益に貢献し、売上高が前年同期比+5.7%、経常利益が同+23.7%の増収増益。
○不動産賃貸事業は、テナント退去の影響により売上高は前年同期比△14.4%、経常損益は約1億6,800万円の損失計上となった(前年同期は1億9,700万円の黒字)。
 通期予想は、2014年5月公表の予想から変更なし。
 
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/23号」より
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