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紙の業界ニュース

2015/04/13

=大王製紙=在宅介護者のためのコミュニティサイトを開設

 
大王製紙は3月25日、在宅で家族などを介護している人のためのコミュニティサイト「けあのわsupportedbyアテント」(http://www.beach.jp/community/ATTENTO/index)を、介護用品メーカーとして初めて開設した。在宅介護を行う人々の“心の拠り所・休憩所”として、介護の悩みや想いを共有・共感し交流を深めることを目的に開設したもの。
 高齢者人口の増加に伴い要介護認定者数は着実に増加している。2014年時点の要介護認定者数は583万8,000人で、2008年の約2倍に上る。その70%以上が在宅介護であり、また介護する人も65歳以上、すなわち「老老介護」の割合は51.2%と半数を超えた。介護施設数が伸び悩む中、高齢化の加速に伴い、さらに在宅介護率は上昇すると見込まれている。
 一方、高齢者のインターネット利用率は年々上昇しており、2013年の調査では60~64歳が76.6%、65~69歳が68.9%、また13~59歳では90%以上の人がインターネットを利用していた。こうした実態を踏まえ、大王製紙は介護用品メーカーの新たな試みとして、在宅介護者向けのコミュニティサイトを開設したもの。
 サイト開設に際して大王製紙が在宅介護者を対象に行った調査によると、「同じような介護をしている人と話をしたい」、「他の家庭がどんなことを思い、どのような介護をしているのか知りたい」といった声が多く、介護者同士のつながりを生むコミュニティサイトのニーズは高いとわかった。また、在宅介護における大きな悩みである「排泄介助」については、身近な人にも話しにくく、コミュニティなどで聞いてみたいという意見があることもわかった。
 そこで「けあのわsupported byアテント」では、企業目線の情報提供だけでなく、日々の介護で抱える悩みや想いを、介護を行う人同士が共有・共感し、交流を深める場を提供していく。また、介護用品メーカーの中長期的な取組みとして、コミュニティサイトに寄せられる声を活かし、介護される人、する人の声に寄り添った新たな商品開発や改善に繋げていく考え。
 サイト開設に際し、「がんばらない介護生活を考える会」委員代表で諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏は、「長年、病院や地域でさまざまな家族を見てきて、“日々の介護生活の悩みやストレスを誰かと話したい、共有したい”というニーズがたくさんあると強く感じてきた。コミュニティサイト『けあのわ』には、そんなニーズに応えるサイトとして大いに期待する」とのコメントを寄せている。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/13号」より
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