レンゴーの連結子会社、セッツカートンはこのほど、埼玉県川口市で新東京工場の建設に着手した。
セッツカートンではかねて、東京工場(埼玉県八潮市)の老朽化に伴いリニューアルを検討していたが、敷地が狭く操業を続けながらの建物改築や設備更新が難しいため、代替地に新工場を建設し移転することにしたもの。新工場は、太陽光発電設備を導入するなど環境にも配慮した最新鋭工場へ生まれ変わる。完成予定は2016年8月。
同社では、「関東地区での段ボール製品供給体制の充実を図るとともに、より迅速なユーザーニーズへの対応と一層の品質向上を図り、段ボール事業をさらに強化する」としている。
【セッツカートンの概要】
〔本社〕兵庫県伊丹市東有岡5-33
〔代表者〕丹羽俊雄
〔資本金〕4億円
〔株主〕レンゴー100%
〔事業〕段ボールシート、ケースの製造販売
〔売上高〕418億1,700万円(2014年3月期)
〔従業員〕596名
〔新東京工場〕▽所在地:埼玉県川口市東領家5-1-12▽敷地面積:2万4,842・▽建築面積:2万2,409・
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/18号」より