中国の理文造紙は、同国重慶市に位置する同社工場にてティッシュ年産6万トンの新ラインを稼働させた。Voith社製の同ラインは、6月初旬に稼働をスタート、これによって同社のティッシュ生産能力は年産9万トンへ引き上げられた。同工場では、更に1機のティッシュ年産6万トンの新ラインが建設中で、Valmet社製の当該ラインは設計スピード分速2,000m、紙幅は5,600㎜、年内後半には稼働開始の予定。同社は今後、国内市場へ独自ブランドのティッシュ製品を投入していく計画である。この重慶工場では、前出のティッシュ・ライン以外に年産16万5千トンの生産能力を有する竹パルプ・ライン1機に加え、複数の再生コンテナーボード・ラインを保有しており、その生産能力合計は年産110万トンである。
6月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ