信栄製紙はこのほど、災害時に住民などを受け入れる施設利用に関する協定を、富士市および富士川地区区長会と締結した。富士市中之郷にある同社富士工場の敷地の一部を、災害発生時に避難場所として開放する。小長井義正市長、斎藤臣弘区長会長、黒崎暁社長が富士市役所で協定書に調印した。
同工場がある富士川地区は富士川に隣接し、土砂災害警戒区域が多い。また工場近くにはJR富士川駅があるため、緊急避難場所として活用し、今後は物資の備蓄なども進めていく予定という。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/27号」より