日本印刷産業連合会(=日印産連)はこのほど、設立30周年を記念して新たにGP(グリーンプリンティング)環境大賞を創設、その大賞・準大賞の受賞者を決定した。
日印産連はかねて、環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を制定し、基準項目を達成した工場・事業所を環境経営に積極的な印刷企業として認定するとともに、同基準に適合した印刷製品へ「グリーンプリンティングマーク(GPマーク)」を表示する印刷総合環境配慮制度「グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)」の取組みを進めてきた。
今回のGP環境大賞は、2014年度にGPマークの印刷製品を発行した735社・団体の中から、より多くの部数を発行した企業・団体に授与された。受賞各社・団体は、地球環境への負荷低減に熱心に取り組み、またGP認定制度への深い理解と積極活用が認められることから、各賞が贈られた。
選考は、7月開催のGP環境大賞選考委員会の推薦案に基づき、8月19日開催の理事会で決定。9月16日の印刷文化典記念式典で授賞式が行われた。GP環境大賞、GP環境準大賞の受賞者は次の通り。
【GP環境大賞▽ジェイアール東日本企画▽日本自動車連盟▽丸井グループ▽タカラトミー▽本田技研工業
【GP環境大賞準大賞】▽イズミヤ千里丘店イズミヤ会▽岐阜県垂井町▽東武鉄道▽脳神経疾患研究所▽レインボー薬品▽埼玉県北本市▽千葉県千葉市▽日本二輪車普及安全協会▽ホンダ四輪販売 北・東北▽稚内信用金庫
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/5号」より