日本テトラパックはこのほど、FSCジャパン主催のFSC普及啓発キャンペーン「FSCフォレストウィーク」(9月11~28日)に参加した。
「FSCフォレストウィーク」は、FSCが毎年9月の最終金曜日に世界各国で実施している普及啓発イベント「FSC Friday」の日本版。小売業界のほか、王子ホールディングス、三菱製紙など紙業界からも複数の企業が参加した(関連記事4頁)。
キャンペーン期間中は、消費者の理解促進や環境に配慮したライフスタイルの推進を図るためさまざまなイベントが行われ、例えばダイエーで実施された「FSCラベルラリー」は、店内でFSCラベルのついた製品を探す“疑似買い物体験”を多くの参加者が楽しんだ(写真)。
テトラパックグループは、2007年に世界で初めてFSCラベル付紙容器を出荷し、液体食品用紙容器の業界にFSC認証システムを導入。日本では2014年6月より、FSCラベル付の紙容器の出荷を開始している。2014年の世界でのFSCラベル付容器出荷実績は437億個に上る。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/12号」より