日本製紙の富士工場が生産する蛍光色ファンシーペーパー『ルシオライト』が、このほど「第12期富士ブランド認定品」に選定された(写真上:ルシオライト 写真下:第12期富士ブランド認定品)。
「富士ブランド」とは、富士市で生産される工業製品・農林水産品や特徴あるサービスなどを「富士ブランド」として全国に発信することで、地域振興と産業の活性化を目指すもの。富士地域の素材・名勝・歴史を活かしたものや、独自性のある製品・サービスであることなどの認定基準に基づいて認定される。富士商工会議所を中心に行政・団体・学識経験者が加わった「富士ブランド推進会議」が、“富士ブランド”事業を推進している。
昨年7月に発売された『ルシオライト』は、世界初(同社調べ)となる古紙パルプ70%配合を保証した蛍光色ファンシーペーパー。蛍光イエロー、蛍光グリーン、蛍光ピンク、蛍光オレンジの鮮やかな4色をラインアップし、単行本の見開き、文庫本の帯、付箋紙、封筒などに採用されている。また今後は、より高いインパクトを求められる使用用途の拡大が見込まれている。
なお、同社の製品ではすでに、コピー用紙『PPC用紙 N100』が、静岡県のイメージキャラクター「ふじっぴー」などをパッケージにデザインし、昨年の「第11期富士ブランド認定品」に登録されている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/12号」より