日本テトラパックはこのほど、主力商品である常温保存可能な紙容器『テトラ・ブリック・アセプティック（Tetra Brik Aseptic）』シリーズのラインアップを拡充し、『テトラ・ブリック・アセプティック200 スリム リーフ』を日本市場に導入した。カゴメの「野菜生活100 」シリーズと「野菜一日これ一本」（いずれも200）の計4品に採用され、コンビニエンスストア限定で発売された。同容器の採用はアジア初。

　『200 スリム リーフ』は、従来の四角いレンガ型の4つの辺のうち、1対角線上の2つの辺を「木の葉（リーフ）」の形にそぎ落とした形状が特徴。リーフ面が手になじみやすく、また強度の高い包材を採用していることにより、女性や年配者にも持ちやすく安心感のある容器となっている。また、ストロー穴の位置を中央に移動しており、ストローの口径も従来の直径6㎜に加えて、果肉入り飲料などにも利用可能な直径8㎜にも対応できる予定（国内導入時期は未定）。FSCラベル付の環境対応製品でもある。

　さらに、リーフ部分に訴求したいメッセージを表示できるなど、商品の差別化、視認性の向上を図れるというメリットもある。カゴメの4製品は、容器のリーフ部分に商品特徴などを表示してメッセージを際立たせ、ブランドのイメージを変えることなく視認性の高いデザインとなっている。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future10/26号」より