コクヨグループのコクヨS&Tはこのほど、間伐材パルプと古紙パルプを配合し、環境に配慮した『間伐材ノート〈morinooto〉』を発売した。
2010年10月に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、公共建築物で使用される消耗品に間伐材などを利用した木製品の導入を促進する動きが高まっている。同社では、間伐材の使用が地球環境保全に貢献するとの認識から、いち早く間伐材を使用した製品を多数展開してきた。
今回発売した『間伐材ノート〈morinooto〉』は、中紙に間伐材・古紙配合のオリジナル上質紙を採用し、表紙には古紙配合の板紙を使用した、グリーン購入法適合商品。また、丈夫な背クロスに、見開き性がよくバラけにくい無線とじ製本を採用、表紙は名前やテーマが書き込めるよう広めのタイトル欄となっている。A4(40枚)、B5(40枚・30枚)、A5(30枚)のラインアップで展開し、希望小売価格はA5サイズ税込162円、A4サイズ税込410円。年間販売目標は7,700万円。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/16号」より