=岡山製紙=2Q決算を発表減収も最終損益はプラス
岡山製紙は2016年5月期の第2四半期決算(15年6月~15年11月)を発表した(非連結。単位:100万円。カッコ内は対前年同期比)。
〔第2四半期〕
売上高 4,361(△1.7%)
営業益 122(△4.8%)
経常益 161(+2.6%)
当期益 105(+4.7%)
〔通期予想〕
売上高 8,800(+1.9%)
営業益 200(+61.7%)
経常益 250(+59.2%)
当期益 170(+121.4%)
板紙需要が弱含みで推移する中、コスト低減に総力を結集しつつ、需要に見合った生産レベルの維持と適正な製品価格の実現に努めた。各セグメントの概況は次の通り。
○板紙事業…需要が軟調に推移した中、製品価格は上昇したが、販売量の減少により売上高は前年同期比△0.6%となった。
○美粧段ボール事業…青果物関連や医薬品関連などが増加したが、主力の通信機器関連が減少し売上高は前年同期比△8.0%。
通期予想については、原料古紙価格の高留まり傾向と同時に販売競争が激化しており、販売量の確保は引き続き厳しい状況となる見込み。また燃料価格の動向など不透明な要素が多いため、2015年9月の前回予想から変更していない。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/1号」より