「page 2016」に出展

　三菱製紙は2月3～5日、東京・池袋のサンシャインコンベンションセンターTOKYOで開催される「page 2016」に出展する。コンパクト& Ecoをコンセプトに、簡単で使いやすい完全プロセスレスのCTP/CTFなどを実演も交えて紹介する。主な出展製品は次の通り。

◎サーマルグリーンプレートシステム…耐汚れ性に優れ、製版・印刷でハイパフォーマンスを実現した商業印刷用アルミCTPシステム。

◎サーマルディジプレートシステム…印刷版と製版フィルム兼用で処理液はもちろん、トナーもインクカートリッジも使わない完全プロセスレスのCTP/CTFシステム。

◎バイオレットディジプレートシステム…従来のアルカリ現像と異なり、水道水で製版処理を行うフレキシブル印刷版。

◎DIALIBREⅢ（ディアリブレⅢ）…プリプレスワークフローシステム「ディアリブレ」を使いやすく機能アップ。

◎かんたん貼り合わせソフトFACILIS PASTE…CTP/CTF/デジタル印刷機向けの貼り合わせソフト。

◎FACILIS（ファシリス）…面付けソフトのデファクトスタンダート。

◎安眠・保温・保湿カバー「マイドーム」…不織布製の安眠カバー。

 

優秀省エネ機器表彰で日本機械工業連合会会長賞

　三菱製紙の『直接感熱方式印刷版製版システム（TDPシステム）』がこのほど、日本機械工業連合会が主催する優秀省エネルギー機器表彰で、「平成27年度日本機械工業連合会会長賞」を受賞した。

　同賞は、優秀な産業用省エネルギー機器の開発、実用化を通じて、エネルギーの効率的利用の促進に貢献していると認められる者および企業、団体を表彰する制度。

　今回受賞した三菱製紙のシステムは、直接感熱方式を採用した印刷版製版システム。化学薬品を用いた現像処理が不要となり、顕著な省エネルギーを実現している。リボンやトナーなどの消耗品も不要で、印刷版以外の廃棄物が発生しないため、環境負荷が非常に小さいという特長もある。これらの設計思想と、それを実現した三菱製紙の高い技術が評価された。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future2/8号」より