日本パレット協会は、社会貢献活動の一環として2013年から毎年、マレーシア・ボルネオ島のサバ州リンガン村で植林活動を実施している。植林で現地に赴くたびに村の人たちとの交流を重ねており、リンガン小学校の生徒たちへの支援活動が進んでいる。
植林地からほど近いところにあるリンガン小学校では、老朽化した校舎の建て替えや改修工事を順次行っているが、限りある予算の中では校舎の建て替えが優先されるため、木造の食堂の建て替えは後回しになってしまう。
だが食堂の建屋も老朽化が激しく、わずかなスコールでも雨漏りがして、子どもたちは安心して食事などできない。そこで日本パレット協会では昨年から、リンガン小学校の食堂建設を支援する募金活動をスタート。会員へ協力を呼びかけ始めた。
先日行われた同協会の新年賀詞交歓会でも募金箱が用意され、山〓和彦会長が真っ先に募金。続いて、そのほかの出席者も相次いで募金した。なお同協会では植林活動のために、2月に再びリンガン村を訪れる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/22号」より