中越パルプ工業は1998年から同社川内工場で、竹パルプを素材にした「竹紙」の製品化研究に着手。09年には年間2万tの生産量に達するまで拡大した。
竹紙には一般的な印刷・情報用紙としての品ぞろえに加え、ノート・封筒・ハガキ・紙袋といった紙製品や紙加工品、さらに全国カレンダー展で銀賞を受賞した特製のオリジナルカレンダーなど、多彩なラインアップがある。
このうちノート類では一般形態のものに加え、15年9月にはデザインチームminnaとのコラボレーションにより、ブランド名『MEETS TAKEGAMI』を発表。竹をイメージしたメモパッドやレターセット、A4用紙やB5ノートをそろえている。
今回新たに加えたブランドアイテムは短冊(写真)。赤・青・黄・白・紫の5色をベースにし、竹にまつわる柄をアレンジしている。サイズは240×48 ㎜、全15柄。価格は500円(税抜き)。これからシーズンを迎える七夕飾りだけでなく、メモ代わりにも使える。
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/27号」より