紙の博物館（東京・王子）は9月4日まで、企画展「紙のおもちゃ～すごろく・かるた～」を開催中。

　身近な素材である紙は、古くからさまざまなおもちゃに使われてきた。日本文化として根づいている「すごろく」と「かるた」は、家族や友だちと遊べるだけでなく、作られた当時の流行や社会状況、ヒーロー・ヒロインなどが反映されたものも多く、見ているだけでも楽しめる。同展では、そうした魅力を子どもにも分かるよう紹介している。写真は1974年頃の「テレビ人気者双六ゲーム」。

　また、開催期間中は次記のようなイベントも開催する。参加申込フォームなど詳細はwebサイト（http://www.papermuseum.jp/event/）。

◆すごろくを作って遊ぼう…▽8/25（木）13:30～15:00▽皆ですごろくのマス目を考えて、オリジナルのすごろくを作って遊ぶ▽費用：入館料のみ▽定員：20名（小学生以上）▽申込締切：8月11日

◆自由研究「紙を知ろう」…▽8/18（木）13:30～15:00▽紙の基礎からリサイクルまで、体験も交えながら紙について学ぶ▽費用：入館料のみ▽定員：30名（小学4年生以上）▽申込締切：8月4日

◆紙すき教室…▽毎土・日曜日13:00～14:30（1人10分程度）▽牛乳パックを再利用して手漉きハガキを作る。子どもから大人まで、人気の体験教室▽費用：入館料のみ▽定員：なし▽申込み：開催日整理券配布（12:50～14:15）

＜紙の博物館＞

▽東京都北区王子1－1－3（飛鳥山公園内）▽10:00～17:00（入館は16:30まで）▽会期中の休館：月曜、8/12（金）▽入館料：大人300円、小中高生100円（団体割引あり）▽http://www.papermuseum.jp/

 

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future8/8号」より