『マイナンバー取得・管理キット』を発売
コクヨは10月12日、紙で簡単に“収集・保管・利用”の一括管理ができる、『マイナンバー取得・管理キット』(写真)を発売する。
マイナンバー業務においては、厳格な情報漏えい対策を講じることと、取扱い記録を残すことが義務付けられている。従業員のマイナンバー記載が必要な源泉徴収票などの提出期限が2017年1月に迫る中、『マイナンバー取得・管理キット』は、まだ対策を講じていない中小企業向けに、紙だけで安全に収集と利用履歴管理ができるキットとして販売を開始する。
キットは、取得台帳を収集する際に安心な透けない封筒や、マイナンバーを外部の目から守る保管用ホルダー、綴じ具が容易に開かない保管用ファイル、扶養家族が減った時などに不要となったマイナンバーの上に貼って情報を抹消するシールなど、情報漏えいや紛失のリスクを防ぐセット内容となっている。また、従業員とその扶養家族の情報を記入する取得台帳は、シンプルで記入欄をできるだけ大きくして記入しやすくするとともに、マイナンバーの転記業務の際に読みやすい設計となっている。
1キットで10人分、保管用ファイル付のキットと帳票のみのキットを発売する。また、別売りで抹消用シールのみの販売も行う。商品の詳細はwebサイト(http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/feature/mynumber/)を参照。
“びわこ文具”シリーズに『びわこテンプレート』
また、コクヨグループのコクヨ工業滋賀はこのほど、ReEDEN(リエデン)シリーズの『びわこ文具』に、新たに『びわこテンプレート』(写真)を追加した。
『びわこテンプレート』は、「琵琶湖」とそこに生息する「なまず」「かいつぶり」や、滋賀の歴史をかたどった「しろ」「しゅりけん」など、湖国・近江と馴染み深いカタチのほか、「くるま」「じてんしゃ」、お天気マークなども描けるようになっている。テンプレート本体は、琵琶湖らしい透明感のあるブルーの素材を採用、パッケージ台紙は琵琶湖・淀川水系のヨシ紙でできており、裏面の線に沿って切り組み立てると、簡易的なテンプレートカバーとして使用できる。また、今夏発売されたノート『ロクブンノイチ野帳』に挟むと、右側の琵琶湖のマーク部分がはみ出し、インデックスになる。
滋賀県内の主要文具店はじめ観光地の土産物売り場、コクヨグループ直営の通販サイト(http://www.kokuyo-shop.jp)で販売中。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/17号」より