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紙の業界ニュース

2016/12/22

決 算

=紙パの第2四半期⑤=
 前号に続き、紙パ関連企業の第2四半期(2016年4~9月)決算を紹介する。以下、数値は連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率、〈 〉内は前年同期の実績値。
●ハビックス
〔第2四半期〕
 売上高 6,329 (+8.3%)
 営業益 714 (+169.7%)
 経常益 705 (+164.7%)
 当期益 493 (+149.9%)
〔通期予想〕
 売上高 12,549 (+5.6%)
 営業益 1,492 (+133.0%)
 経常益 1,473 (+137.6%)
 当期益 1,016 (+122.8%)
○不織布関連…売上高は前年同期比+15.8%、セグメント利益は同+55.0%。パルプ不織布原反は、クッキングペーパー向けやドリップ吸収シート向けが堅調に推移し増収増益。パルプ不織布加工品も、クッキングペーパーの販売増や価格修正が進んだことにより増収増益。化合繊不織布は、前年度に増設した生産設備が順調に稼働し、紙おむつ向けやペットシーツ向けが好調に推移し増収。
○紙関連…売上高は前年同期比△2.3%、セグメント利益は同+102.5%。衛生用紙は、衛生材料向けが堅調だったが、販売構成の最適化のため一部製品の販売を減らしたことにより売上高は微減。利益は、原材料価格が軟調に推移し増益となった。
 通期予想は、5月公表の前回予想を修正した。修正額(単位100万円)は、売上高△424、営業益+354、経常益+365、当期益+257。主要原材料の輸入パルプや燃料の価格が当初の想定を下回ったことなどにより、各利益が前回予想を上回る見込み。
●中央紙器工業
〔第2四半期〕
 売上高 5,525 (△4.4%)
 営業益 451 (+0.1%)
 経常益 479 (△0.5%)
 当期益 312 (+0.6%)
〔通期予想〕
 売上高 11,800 (+0.9%)
 営業益 950 (+6.9%)
 経常益 1,000 (+6.0%)
 当期益 650 (+25.5%)
 国内では主要取引先である自動車・電気機械関連を中心に売上増となったものの、中国では取引先の生産拠点移管による生産量の減少により減収となった。利益面は、国内の売上増や生産性向上などの収益改善活動により前年並みの利益を確保できた。セグメント別の業績は、「日本」は売上高が前年同期比+2.8%、セグメント利益が同+8.9%。「中国」は、取引先の生産移管の影響などにより、売上高は同△34.6%、セグメント損益は△4,100万円となった。
 
=紙パの第3四半期=
 3月決算企業の第2四半期業績に続いて、12月決算企業の第3四半期(2016年1~9月)決算を紹介する。以下、数値は連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率。
●コクヨ
〔第3四半期〕
 売上高 232,870 (+1.7%)
 営業益 13,563 (+37.6%)
 経常益 12,739 (+17.3%)
 当期益 9,291 (+42.6%)
〔通期予想〕
 売上高 310,000 (+1.9%)
 営業益 14,900 (+34.2%)
 経常益 14,400 (+21.2%)
 当期益 10,200 (+61.6%)
 円高に伴う為替換算の影響で、海外事業の売上げが24億円目減りしたものの、国内事業が伸長して増収となった。また、シェアと粗利率にこだわる施策の推進により、売上総利益率は前年同期から0.9ポイント向上して34.7%となった。販管費についても、売上高販管費率が28.8%と前年同期比で0.7ポイント低下した。以上により、営業利益は大幅増益となった。経常利益も、為替差損13億円を計上したものの二桁増となっている。
○ステーショナリー関連…売上高は前年同期比△0.2%、営業利益は同+28.6%。国内事業は堅調に推移したが、海外事業で円高に伴う為替換算の影響があり減収となった。
○ファニチャー関連…売上高は、国内事業の牽引により前年同期比+1.5%、営業利益は同+54.9%。
○通販・小売関連…通販のカウネット、小売のアクタスともに増収となり、売上高は前年同期比+3.9%、営業利益は同+69.7%。
●ザ・パック
〔第3四半期〕
 売上高 61,716 (+1.7%)
 営業益 3,662 (+4.2%)
 経常益 3,927 (+7.5%)
 当期益 2,424 (+9.3%)
〔通期予想〕
 売上高 90,500 (+2.8%)
 営業益 6,400 (+2.7%)
 経常益 6,600 (+2.0%)
 当期益 4,200 (+3.3%)
○紙加工品…売上高は前年同期比+3.8%、営業利益は同+5.8%。主力の紙袋は大手専門店向け高級袋が順調に伸びたことや、中国子会社の販売増により増収。紙器もファストフードやコンビニ向けが好調で増収。段ボールも大手メーカーや通販会社への販路拡大により増収となった。
○化成品…紙おむつ向けの受注が低調で売上高は前年同期比△1.2%だったが、営業利益は同+7.7%。
●ダイナパック
〔第3四半期〕
 売上高 33,284 (△1.9%)
 営業益 494 (+100.1%)
 経常益 773 (+68.1%)
 当期益 323 (△1.5%)
〔通期予想〕
 売上高 46,300 (△0.0%)
 営業益 900 (+41.8%)
 経常益 1,200 (+34.6%)
 当期益 1,300 (+85.4%)
 国内の段ボール販売量は、青果物をはじめ、通販・宅配を中心にケースは前年を上回ったが、シートが伸び悩み全体としては微減。利益面は、歩留向上と生産性向上に努めて設備メンテナンスを強化、また販売価格の維持と受注採算の改善に注力し、さらに原燃料価格の低下もあって増益となった。セグメント別の業績は、包装材関連は売上高が前年同期比△1.0%、セグメント利益が同+82.7%、不動産賃貸事業は売上高が△2.9%、セグメント利益が同+25.2%。
 通期予想は、8月に公表した前回予想から当期益を上方修正した。修正額(単位100万円)は+450。カゴメの自己株式公開買付に応募したことに伴い投資有価証券売却益6億1,700万円(予定)が特別利益として発生する見込みである一方、3Qで減損損失1億6,420万円を特損計上したため。売上高、営業益、経常益は据置き。
 
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/26号」より
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