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紙の業界ニュース

2017/03/07

決 算

=紙パの第3四半期③=
 前々号、前号に続き、紙パ関連企業の第3四半期(2016年4~12月)決算を紹介する。以下、数値は連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率、〈 〉内は前年同期の実績値。
 
【製紙】
●北越紀州製紙
〔第3四半期〕
 売上高 196,342 (+11.3%)
 営業益 8,873 (+77.5%)
 経常益 9,812 (+110.6%)
 当期益 6,957 (+174.7%)
〔通期予想〕
 売上高 265,000 (+7.4%)
 営業益 10,500 (+13.7%)
 経常益 11,000 (+3.9%)
 当期益 8,000 (+7.0%)
 国内景気は緩やかに回復基調が続いているものの、米国新政権による経済政策の影響、中国をはじめとするアジア新興国の景気下振れリスク、英国のEU離脱など海外経済の不確実性により、先行き不透明な状況が続く中、北越紀州製紙の3Qは、7月1日付で実施したAlberta Pacific Forest Industries Inc.の連結子会社化に伴い、増収増益となった。
 
●特種東海製紙
〔第3四半期〕
 売上高 57,730 (△2.7%)
 営業益 3,556 (+7.7%)
 経常益 4,394 (+24.2%)
 当期益 4,288 (+89.6%)
〔通期予想〕
 売上高 78,500 (+0.1%)
 営業益 3,800 (+1.3%)
 経常益 4,500 (+14.6%)
 当期益 4,300 (+72.1%)
 当期純利益の大幅増益は、2014年12月に島田工場で発生したチップサイロ火災事故の受取保険金を特別利益に計上したことなどによる。
○産業素材…主力の段ボール原紙は天候不順などにより特定需要商品が低調で、販売量は前年割れ。クラフト紙は季節需要商品などの販売量が増加した。
○特殊素材…特殊印刷用紙は、高級印刷用紙の一部商権で大口物件を獲得したが、上期の低迷が響き販売量・金額ともに前年同期を下回った。特殊機能紙も販売量・金額ともに前年割れ。
○生活商品…ペーパータオルは、販売量・価格ともに前年並み。トイレットペーパーは、販売量は減少したものの価格の維持に努めた。
 通期予想は、昨年5月公表の前回予想から経常利益と当期純利益を上方修正した。修正額(単位100万円)は、経常益+850、当期益+2,500。3Qの実績を踏まえて修正したもの。
 
【紙流通】
●日本紙パルプ商事
〔第3四半期〕
 売上高 353,890 (△7.4%)
 営業益 5,952 (+25.4%)
 経常益 6,375 (+32.4%)
 当期益 4,626 (+89.3%)
〔通期予想〕
 売上高 520,000 (+2.6%)
 営業益 8,500 (+33.2%)
 経常益 8,000 (+14.2%)
 当期益 5,000 (+47.1%)
 当期益の増益幅が大きいのは、前年同期は固定資産処分損の計上があったことなどによる。
○国内卸売…売上高は、印刷用紙の販売量減少により前年同期比△2.7%。経常利益は販管費の削減や情報サービス事業の業績回復などにより同+5.2%。
○海外卸売…円への換算レートの影響に加え、米国・中国での不採算事業の見直しに伴う販売減少により、売上高は前年同期比△17.6%となったが、経常利益はのれん償却費の減少などにより同+51.5%。
○製紙および加工等…売上高は、段ボール加工事業の不採算部門の整理などにより前年同期比△4.1%。経常利益は再生家庭紙事業の採算改善などにより同+68.2%。
○資源および環境…売上高は前年同期比△4.4%、経常利益は同+18.0%。
○不動産賃貸…テナントビルの稼働率上昇により、売上高は前年同期比+10.9%、経常利益は同+254.5%。
 
●平和紙業
〔第3四半期〕
 売上高 14,398 (△4.6%)
 営業益 141 (△19.3%)
 経常益 198 (△15.8%)
 当期益 123 (△13.1%)
〔通期予想〕
 売上高 20,500 (+1.0%)
 営業益 343 (+7.3%)
 経常益 398 (+0.9%)
 当期益 261 (+10.0%)
○ファンシーペーパー…商印用途、書籍向けが低調な上、前年に好調だった海外向けの販売量も減少し、売上高は前年同期比△7.3%。
○ファインボード…高級パッケージ用途が増加したほか、販促物や音楽関連、カレンダー台紙向けも堅調で売上高は前年同期比+5.1%。
○高級印刷紙…音楽関連のCD/DVD用途、海外向けが大きく減少し、売上高は前年同期比△4.8%。
○ベーシックペーパー…紙袋、書籍用途が盛り上がりに欠け、売上高は前年同期比△0.8%。
○技術紙…証券用紙や工業品製造用工程紙の需要変動が影響し、売上高は前年同期比△14.8%。
○その他…売上高は前年同期比△15.6%。
 
●共同紙販ホールディングス
〔第3四半期〕
 売上高 11,752 (△1.0%)
 営業益 19 〈△16〉
 経常益 41 (+246.4%)
 当期益 27 (+12.6%)
〔通期予想〕
 売上高 16,500 (+2.5%)
 営業益 50 (+190.1%)
 経常益 70 (+51.2%)
 当期益 50 (+13.4%)
 構造的な国内紙需要の低迷による市況軟化という環境の中、小口需要を大切に積極的な販売活動を展開し、販売量は前年同期を上回ったものの、売上高は前年同期を下回った。利益面は、諸経費の削減効果もあり営業益、経常益、当期益ともに改善した。
 
【紙加工】
●リンテック
〔第3四半期〕
 売上高 151,107 (△5.3%)
 営業益 12,941 (△9.9%)
 経常益 12,158 (△17.0%)
 当期益 8,655 (△9.2%)
〔通期予想〕
 売上高 205,000 (△2.6%)
 営業益 17,000 (△3.9%)
 経常益 15,500 (△12.1%)
 当期益 10,500 (△3.7%)
 欧米3社の買収に伴う関連費用を計上したことなどにより、利益の減少幅が大きくなっている。
○印刷材・産業工材関連…売上高は前年同期比△6.9%、営業利益は△33.9%。シール・ラベル用粘着製品は天候不順により食品関連が低調で、海外も中国が減少、この結果、印刷・情報材事業は減収となった。産業工材事業も減収。
○電子・光学関連…売上高は前年同期比△5.6%、営業利益は同△17.7%。海外売上比率が高いため円高による目減り影響が大きかった。
○洋紙・加工材関連…売上高は前年同期比△0.7%、営業利益は同+26.5%。洋紙事業は、主力のカラー封筒用紙は前年並みだったが、耐油紙や建材用紙が減少し、全体でも減少。加工材事業は、航空機用の炭素繊維複合材料用工程紙などが堅調で増収。
 
●トーモク
〔第3四半期〕
 売上高 108,541 (+1.4%)
 営業益 3,649 (+121.4%)
 経常益 4,180 (+96.9%)
 当期益 1,945 (+1.7%)
〔通期予想〕
 売上高 159,000 (+5.1%)
 営業益 6,900 (+35.6%)
 経常益 7,000 (+24.9%)
 当期益 3,400 (△5.0%)
○段ボール…生産量は加工食品や通販・宅配向けが増加。売上高は、販売量は増加したものの価格の軟調傾向により前年同期比△2.6%、営業利益は、原燃料のコスト削減効果もあって同+45.8%。
○住宅…売上高は前年同期比△8.4%。営業損益は、売上げが4Qに集中し上半期はコストが先行する住宅事業の特性から△18億円。
○運輸倉庫…売上高は前年同期比+32.4%、営業利益は同+15.7%。
 
●ナカバヤシ
〔第3四半期〕
 売上高 41,269 (+2.0%)
 営業益 1,547 (+15.3%)
 経常益 1,787 (+13.4%)
 当期益 892 (+21.3%)
〔通期予想〕
 売上高 58,500 (+4.1%)
 営業益 2,500 (+6.5%)
 経常益 2,700 (+6.5%)
 当期益 1,400 (+16.0%)
 連結子会社のカグクロや松江バイオマス発電などが順調だったことに加えてM&Aによる連結子会社の増加もあり、また原価率も低下して増収増益。
 セグメント別の業績は、印刷製本関連は売上高が前年同期比△2.1%、営業利益は同△55.1%。ステーショナリー関連は売上高が前年同期比△3.9%、営業利益は商品構成の見直しや生産性向上により同+48.4%。環境・オフィス関連は売上高が同+16.6%、営業利益が同△3.1%。デジタルガジェット関連は売上高が同+27.9%、営業利益が同+104.4%。ベビー・メディカル関連は売上高が同△9.7%、営業損益は前年同期の赤字から改善し黒字に浮上。発電関連は売上高が前年同期比+32.2%、営業利益が同+41.0%。
 
●スーパーバッグ
〔第3四半期〕
 売上高 25,952 (△4.6%)
 営業益 826 (+437.9%)
 経常益 704 (+349.0%)
 当期益 481 (+518.6%)
〔通期予想〕
 売上高 34,000 (△3.3%)
 営業益 1,000 (+232.2%)
 経常益 900 (+240.9%)
 当期益 600 (+328.6%)
○紙製品…主力の手提袋や紙器のの販売金額増加などにより増収。営業利益も、生産効率の向上やコスト削減に努め増益。
○化成品…主力のレジ袋の販売量減少などにより減収となったが、営業利益は原材料価格や仕入価格の低減などにより増益。
○その他…スーパーバッグ・ベンダー・システムを中心とするその他事業は、清掃用品や販売用品の減少などで減収となったものの、仕入商品の利益率改善により増益。
 通期予想は、3Qの業績を踏まえ10月公表の前回予想を修正した。売上高は、化成品の販売減やその他事業の用度品の受注減などから前回予想を下回る見通しだが、利益面は、生産効率向上やコスト削減効果を見込んで上方修正した。修正額(単位100万円)は、売上高△500、営業益+300、経常益+250、当期益+200。
 
●昭和パックス
〔第3四半期〕
 売上高 14,867 (△1.9%)
 営業益 912 (+17.1%)
 経常益 1,005 (+17.2%)
 当期益 675 (+15.6%)
〔通期予想〕
 売上高 21,000 (+4.6%)
 営業益 1,140 (+3.8%)
 経常益 1,220 (+3.4%)
 当期益 830 (+0.6%)
○重包装袋…売上高は、為替の関係で海外子会社の円換算売上高が縮小した影響で前年同期比△0.8%。主力のクラフト紙袋の売上数量は製粉、化学薬品、その他食品などの用途は増加したものの、米麦袋や主力の合成樹脂用途が減少し前年同期比△0.6%。子会社の九州紙工、山陰製袋工業、タイ昭和パックスの売上数量は増加。
○フィルム製品…売上数量は、産業用が2Qからプラスに転じ、農業用も持ち直しつつあるが、3Q累計では前年同期比△1.6%。
○コンテナー…売上高は前年同期比△6.5%。ワンウェイ・フレコンは減少したが、大型コンテナーバッグなどは増加した。
 
●大石産業
〔第3四半期〕
 売上高 12,970 (△4.5%)
 営業益 1,050 (+40.6%)
 経常益 1,196 (+22.7%)
 当期益 837 (+1.5%)
〔通期予想〕
 売上高 18,000 (+0.3%)
 営業益 1,300 (+17.8%)
 経常益 1,450 (+9.6%)
 当期益 970 (+0.7%)
 「トータル・パッケージング・ソリューション提案」をスローガンに新製品開発や機能改良、最適包装の提案に努め、顧客満足を徹底追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組んだ。
 
●ニッポン高度紙工業
〔第3四半期〕
 売上高 11,184 (+27.6%)
 営業益 358 (+591.0%)
 経常益 287 (+19.1%)
 当期益 206 (+3.5%)
〔通期予想〕
 売上高 14,240 (+22.6%)
 営業益 280 (+189.1%)
 経常益 50 (△61.5%)
 当期益 20 (△64.3%)
 売上高と営業利益は、前期に子会社化したパルプ製造会 社Albay Agro-Industrial Development Corporationを連結化したことなどから、増収増益となった。経常益と当期益は為替差損5,800万円を 計上したため増益幅が小さくなっている。品目別の売上高は、全売上高の約7割を占めるコンデンサ用セパレータが前年同期比+8.6%、電池用セパレータが同△13.6%、パルプは20億1,200万円だった。
 
●大村紙業(非連結)
〔第3四半期〕
 売上高 3,763 (△5.5%)
 営業益   293 (+39.3%)
 経常益   299 (+40.8%)
 当期益   193 (+49.6%)
〔通期予想〕
 売上高 5,284 (+1.2%)
 営業益  328 (+10.2%)
 経常益  330 (+10.0%)
 当期益  204 (+18.3%)
 3Qの段ボールシート生産量は前年同期比△5.6%の4,800万㎡、段ボールケース生産量は同△5.6%の2,900万㎡だった。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/6号」より
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