一般社団法人日本印刷産業連合会(以下日印産連。山田雅義会長)とフジサンケイビジネスアイ(遠藤一夫社長)は共同で開催した「第68回全国カレンダー展」でのチャリティーカレンダーの販売金20万2000円と日印産連からの寄付金を合わせた50万円を、国内外の心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」(産経新聞社提唱)に寄付した。寄付金は2月21日に産経新聞社本社(東京都千代田区大手町1-7-2)にて山田雅義会長から産経新聞社の熊坂隆光社長に手渡された。
全国カレンダー展は、「企業の文化的メッセージを伝えるコミュニケーション手段」「人々の生活空間に潤いを与える印刷媒体」といわれるカレンダーの印刷技術や企画・デザイン力あるいは機能性や実用性に優れた作品を顕彰するコンクールで、今回、第68回を迎えた。毎年末に審査会が行われ、経済産業大臣賞、文部科学大臣賞を受賞した作品をはじめ、審査を通過したカレンダーが翌年初に東京、大阪の各会場で展示される。
2017年1月14日から18日までゲートシティ大崎(品川区大崎1-11-1)で開催された東京展では受賞した作品419点が展示され、来場者に上位賞に輝いた作品のチャリティー販売を行った。5日間の会期中に202部を販売し、20万2000円の善意が集まった。
株式会社包装産業新聞 「旬刊包装産業」3月5日号より