大日本印刷(株)は、常温でのアルコール飲料の長期保存が可能な口栓付き紙容器において、廃棄の際に従来よりも容易に解体できる、資源リサイクルに適した「DNP易解体液体紙容器」の新タイプを4月から発売する。同社は2016年5月に、廃棄時に容易に切り開くことができる「解体しやすいタイプ」と紙層と内装のフィルム層を簡単に剥がして分離できる「紙とフィルムを分離できるタイプ」の2種の液体紙容器を開発した。今回「解体しやすいタイプ」において、容器の天部に特殊な易開封加工を施すことによって、天部の開封性を大幅に改善することで解体をさらに容易にした「DNP易解体液体紙容器」を開発した。従来品と比べて密封性やシール強度などに差はなく、また既設の充填機などの生産ラインで対応することが可能なため、設備改造や新規設備導入は不要。
PJ web newsより