大日本印刷(株)は、2010年に「DNPグループ生物多様性宣言」を制定し、自然の恵みに感謝し、事業活動が生物多様性に影響を与えることを認識して生物多様性に対する社会的責任を果たすことにより、持続可能な社会の形成に貢献する取り組みを推進している。DNPでは生物多様性を保全する活動の一環として、庄内川下流域で藤前干潟を守る取り組みを行っており、今回、この取り組みが「国連生物多様性の10年日本委員会(以下:UNDB-J)」が推奨する連携事業として認定された。具体的な活動として、庄内川に広がる干潟の保全と、干潟に群生するヨシ原の水質浄化機能の維持を目的に、毎年1回ヨシ刈りを実施。そこで刈り取ったヨシを活用してヨシ紙を製紙し、刈り取り活動に参加している地域の小学校(当知小学校)の卒業証書を制作して提供している。
PJ web newsより