(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、山田雅義会長)は3月27日、東京都立中央・城北職業能力開発センター飯田橋において、第44回技能五輪国際大会(アブダビ大会)印刷職種日本代表の早瀬真夏選手(亜細亜印刷)の強化トレーニングを業界報道関係者に公開した。このトレーニングは、選手強化の一環として早瀬選手が所属する亜細亜印刷の社内だけでなく、社外での強化トレーニングを実施し、スキルアップと同時にメンタル面の強化を図ることを目的としている。公開されたトレーニングでは、4色掛け合わせで黒を印刷する実技が行われ、早瀬選手は、印刷準備から本刷りまでの基本的な作業を再確認しながら取り組んだ。同トレーニングは、4月以降も計10回の実施を予定しており、今後はオフセット印刷技術だけでなく、デジタル印刷機と断裁や印刷シミュレーター「SHOTS」によるオペレーションなど、前回大会で実施された14の課題についてもメニューに組み入れていく。
トレーニングメニューに取り組む早瀬選手
PJ web newsより