＝岡山製紙＝第3四半期は減収増益
岡山製紙は、2017年5月期の第3四半期決算（16年6月～17年2月）を次の通り発表した（非連結。単位：100万円。カッコ内は対前年同期比）。
〔第3四半期〕
売上高 6,285 （△0.8％）
営業益 177 （＋14.5％）
経常益 214 （＋10.9％）
当期益 143 （＋15.4％）
〔通期予想〕
売上高 8,400 （△0.4％）
営業益 75 （△72.0％）
経常益 100 （△67.8％）
当期益 65 （△63.8％）
板紙事業は、燃料費などが減少したものの、原材料費の著しい増加により減益となった。しかし、美粧段ボール事業の増収効果により、全社的には増益。各セグメントの概況は次の通り。
○板紙…販売量は増加したが、製品価格の下落により、売上高は前年同期比△2.0％。
○美粧段ボール…青果物関連と医薬品関連が減少したが、通信機器関連の増加により、売上高は前年同期比＋6.1％。
通期予想については、原材料価格の高騰とこれに伴う販売競争の激化により、販売量は厳しい状況が予想され、加えて燃料価格の上昇など収益圧迫要因が多いため、昨年7月の前回予想を売上高、利益の全段階で下方修正した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/1号」より
