三菱重工の100％子会社で、印刷機械・紙工機械製造販売の三菱重工印刷紙工機械と三菱重工メカトロシステムズ、三菱重工マシナリーテクノロジーの3社は10月1日付で統合される。

〔3社の概要〕

＜三菱重工印刷紙工機械㈱＞▽代表者：清水雅巳社長▽資本金：100億円▽本社所在地：広島県三原市糸崎南1－1－1▽売上高：約500億円▽従業員数：約660名

＜三菱重工メカトロシステムズ㈱＞▽代表者：長崎是社長▽資本金：106億円▽本社所在地：兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1－1－1▽売上高：約895億円▽従業員数：1,327名

＜三菱重工マシナリーテクノロジー㈱＞▽代表者：長谷川守社長▽資本金：10億円▽本社所在地：広島県広島市西区観音新町4－6－22▽売上高：約195億円▽従業員数：約400名

　3社の統合形態は、三菱重工メカトロシステムズを事業継承会社として、三菱重工印刷紙工機械は吸収合併され、三菱重工マシナリーテクノロジーは会社分割により、ゴムタイヤ事業が吸収され、その他の化学機械や産業機械などは「新三菱重工マシナリーテクノロジー」の社名で、メカトロシステムズの子会社として存続していく。

　統合新会社は従来の事業に加えて、三菱重工印刷紙工機械の扱ってきた印刷機械、紙工機械、加速器にかかわる製造・品質保証および調達機能と、三菱重工マシナリーテクノロジーの扱ってきたゴム・タイヤ機械に関わる調達機能などの付帯事業を行う態勢となる。

　新会社の本社は現三菱重工メカトロシステムズの本社所在地とし、売上高は約1,333億円に達する見通し。社名・資本金・代表者は現在のところ未定で、決定次第公表するとしている。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future７/３号」より