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紙の業界ニュース

2018/03/23

決  算

=紙パの第3四半期業績⑤=
 前号に続き、紙パ関連各社の第3四半期(2017年4~12月)決算を紹介する。以下、特に断りがない限り連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率。
【紙加工】
●ナカバヤシ
〔第3四半期〕
 売上高 42,344 (+2.6%)
 営業益 1,493 (△3.5%)
 経常益 1,808 (+1.1%)
 当期益 983 (+10.1%)
〔通期予想〕
 売上高 60,000 (+3.7%)
 営業益 2,800 (+8.5%)
 経常益 3,000 (+5.9%)
 当期益 1,600 (+4.9%)
 前年度に連結化した八光社の業績がフルに寄与したことに加え、連結子会社のリーベックスやカグクロなどの業績も順調で、増収となった。営業利益は、原価率は横ばいだったものの販管費が増加したため減益、しかし経常利益は、営業外収益の増加や営業外費用の減少により前年を上回った。
 セグメント別では、印刷製本関連事業の売上高が前年同期比+5.4%、営業利益は同△40.0%。ステーショナリー関連事業は、『ロジカルノート』シリーズは堅調だったものの、アルバム、写真関連などの売上げが減少し、売上高は同△5.7%、営業利益は同△8.3%。環境・オフィス関連事業は売上高が同△1.6%、営業利益が同+0.4%。デジタルガジェット関連事業は売上高が同+16.5%、営業利益が同+29.0%。ベビー・メディカル関連事業は売上高が同△2.1%、営業利益は前年同期の0(百万)円から黒字転換(1,100万円)した。発電関連事業は売上高が前年同期比+1.6%、営業利益が同△25.7%。
●大石産業
〔第3四半期〕
 売上高 13,792 (+6.3%)
 営業益 886 (△15.6%)
 経常益 1,034 (△13.5%)
 当期益 733 (△12.3%)
〔通期予想〕
 売上高 18,500 (+7.3%)
 営業益 1,050 (△23.8%)
 経常益 1,300 (△15.2%)
 当期益 930 (△13.6%)
 売上高は、食品容器用フィルム製品、段ボール製品の増収、およびASEAN地区の重包装袋事業拡大に伴う増収などにより、増収となった。一方、利益面は、増収による増益はあったものの、原燃料費や電力料など変動費の増加もあり、全段階で減益となった。
 通期予想については、5月に公表した前回予想から利益を下方修正した。修正幅(単位100万円)は、営業利益△350、経常利益△300、当期純利益△170。売上高は据置き。売上げは堅調ながら、原燃料高などにより利益面は前回予想を下回る見通し。
●古林紙工
〔第3四半期〕
 売上高 12,874 (+6.3%)
 営業益 542 (+17.5%)
 経常益 549 (+19.3%)
 当期益 368 (+17.8%)
〔通期予想〕
 売上高 16,600 (+1.8%)
 営業益 600 (+5.9%)
 経常益 530 (△2.3%)
 当期益 350 (△0.2%)
 顧客の環境に則した事業活動を推進するとともに、「優秀な製品」「確実な納品」「適正な価格」の造り込みを進め、増収増益となった。
●阿波製紙
〔第3四半期〕
 売上高 12,254 (△1.1%)
 営業益 370 (△20.2%)
 経常益 295 (+24.4%)
 当期益 160 (+260.2%)
〔通期予想〕
 売上高 16,000 (△1.8%)
 営業益 270 (△48.0%)
 経常益 220 (△44.7%)
 当期益 40 (△91.7%)
 アジア地域を中心に海外市場に注力し、既存商品の高性能化品の開発などに取り組んだ。また、生産性や作業効率の向上、原価低減などにより収益確保に努めたが、売上減少のほか原燃料価格の上昇や人件費増加の影響を受けた。なお経常利益と当期純利益は、前年同期に発生した為替差損が外貨建債務の減少により大幅に減少したため、大きく回復した。品目別の売上高は、自動車関連資材が前年同月比+2.6%。水処理関連資材は同+6.2%。一般産業用資材は同△37.3%。
 通期予想は、5月に公表した前回予想を下方修正した。修正幅(単位100万円)は、売上高△1,200、営業利益△340、経常利益△350、当期純利益△340。自動車関連資材の受注予測が当初見込みを大きく下回り、水処理関連資材の大口受注が来期にずれ込む見込みとなるほか、一般産業用資材も建材用原紙の生産委託先からの調達が困難になった。これらにより、売上高は前回予想を大幅に下回る見通し。利益も、減収の影響に加えて、主要原材料の相場上昇などにより、前回予想を下回る見込み。
●大村紙業(非連結)
〔第3四半期〕
 売上高 3,843 (+2.1%)
 営業益   263 (△10.1%)
 経常益   266 (△10.9%)
 当期益   170 (△11.6%)
〔通期予想〕
 売上高 5,286 (+6.4%)
 営業益  422 (+6.7%)
 経常益  420 (+4.9%)
 当期益  260 (+5.4%)
 3Qの段ボールシート生産量は前年同期比+1.2%の4,900万㎡、段ボールケース生産量は同+2.7%の3,000万㎡だった。品目別売上高は、段ボールシート8億1,700万円、段ボールケース24億6,000万円、ラベル1億3,300万円、その他4億3,100万円。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/19号」より
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