中部製紙原料商工組合はこのほど、名古屋市内から持ち去られた古紙のGPS端末が㈱旭宝(大阪府岸和田市)付近で確認されたことを公表した。
旭宝は、2015年8月と10月に持去り古紙買入れで中部商組から警告を受けたほか、警告・公表は見送られたもののこれまで10回にわたり持去り古紙買入れで事実経過を公表されている。今回は、名古屋市中村区稲葉地学区内の集積所で古紙に付けたGPS端末が、三重県四日市市などを経由して3月2日に旭宝付近で確認、その後同じ場所に留まったと見られるため、事実経過を公表したもの。
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/26号」より